主に自分用の備忘録です。(記載内容は自己解釈なので、書いてあることが正しいとは限らないし、解釈が変われば修正もします。)

2013年1月9日水曜日

Windows7上でVB6製アプリの日本語文字化けが発生する。

[現象]
Windows7上で、VB6製アプリの日本語(2バイト文字)文字化けが発生する。


[原因]
Windows7には標準でVB6ランタイムが入っているが、
日本語をサポートする内容ではない。
(VB6ランタイムパッケージの内容全てが入っているわけではない)

[対処] (自己責任でお願いします)
下記、Vectorより VB6ランタイムパッケージのインストールツールをDL、実行する。
(ツールを実行すると、既存のランタイムを上書きせずに、不足分のみインストールされる。)

Vector
Visual Basic 6.0 SP6 ランタイムファイル


[備考]
上記ツールを使わず、差分インストールせずに既存のランタイムを上書きした場合、VB6製アプリの実行時エラーが発生することがある。(新旧の関数等の整合性がとれなくなると考えられる。)


[追記] 2013.04.24.
Windows8 Pro 環境でも、上記 VB6ランタイムパッケージのインストールツールが使用できることを確認した。
尚、Visual Basic6.0 のIDEは、Windows8上では通常の方法ではインストールできないが、カスタムセットアップなどで入ることは入る。(個人的には、開発や改修はXPなど旧OSで行なう方が信頼性の面でよいと思う。)

2013年1月7日月曜日

[Raw Therapee] 暗い写真で画像が粗すぎるとき

[現象]
Raw Therapee にて暗い写真をRAW現像したとき、異常に粒子の粗い(ノイズも多い)jpegファイルが出力される。
RAWファイルは、SONY NEX-5形式(拡張子.ARW)
f3.5, 1/20s, iso1600, 18mm


[原因]
アンシャープマスクの半径が大き過ぎる。
(ノイズリダクションの性能のせいではない)
高感度(iso1600)である。


[対処]
アンシャープマスクの半径を最小値(=0.30)にしてみる。
アンシャープマスクの適用量は500程度で構わない。
或いは、画質に遜色がなければ、アンシャープマスクを無効にする。

その後、ノイズリダクションを掛けてノイズを減らす。

或いは、ISO感度を下げて撮影する。(撮影モードをマニュアルにしてISO感度を固定する)


[備考] (推測)
Raw Therapeeは、アンシャープマスクのパラメータの幅が広範囲なのかもしれない。
故に、設定を極端にすると思わぬ画質の荒れに見舞われるが、面倒でも最適値を探る労力が必要かと。。
あと、高感度で撮影したRAWファイルとは、Raw Therapeeの相性が悪いのかもしれない。